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あの子はどこへ?

先月は落ちこむ月でした。
いつも会うのを楽しみにしていたネコたち3匹の行方がわからなくなったからです。
暗い話なので、そういう気分になりたくない方は読むのをさけてください。
写真だけでも見ていただければ、とてもうれしいです。

* * * * *

先月―11月のある朝、職場へ向かう道でとある女性に声をかけられました。
「最近、黒い猫を見かけましたか?」
話を聞くと、どうやら私もよく知っているネコ。
黒っぽいサビ柄のサビーヌのことでした。

Sabine_01
(サビーヌと昨年の春生まれの息子。大人になっても仲良し母子。)

彼女が言うには、10月頃とても具合の悪そうなサビーヌを見かけたとのこと。
私が以前写真を撮っているところを見ていたので、
その後の消息を知らないかたずねたそうです。

私は、まだ暑い9月に会ったきり。
当時サビーヌのお腹には子供がいたようなので、
しばらく見ていないのは、子育てに忙しいからだろうと思っていました。

Sabine_02
(子育て中のサビーヌ。今年の夏に撮影。)

今年も春に子猫を生み、元気に子育てをしていたサビーヌ。
彼女は、私が写真を撮り始める前からずっとそこに居たのに…
ときどきしか会わなかったけれど、いつもなでさせてくれた人懐こい子。

Sabine_03
(今年の春の子供たち。サビーヌの生んだ子はみんなとてもかわいい顔です。)

Sabine_04
(春の子は3匹兄弟と思ったら、もう1匹シャムっぽい柄の子もいました。)

Sabine_05
(いつも見ても愛情あふれる優しいお母さん。)

安否はわかりません。
また、ひょっこり私の前に現れてくれることを願っています。

Sabine_06
(今月に見かけたこの茶トラは、サビーヌの子供。立派に成長していました。)

* * * * *

「最近、お母さん猫を見ないのよ。」
先月のある日、いつも外ネコたちの世話をしている女性から聞きました。

Mama_05
(鼻の横の柄が特徴の白キジネコ。)

“お母さん猫”とは、私が“ママ”と呼んでいる子と同じネコ。
人懐こくて、推定5歳ぐらい。私がいつも猫写に立ち寄る場所に住んでいます。
10月の初めに見送ったチビちゃんの母ネコです。

Mama_04
(雨の日。このときは猫柄の傘でなかったのが残念。)

確かに10月頃はよく会ったのに、最近は見かけませんでした。
ちょうどその頃、ママが苦手とするオスネコをよく見かけるようになったので、
おそらく隠れているのだろうと思っていました。
でも、ごはんをくれる人の前にも姿を見せないのは、とても不安です。

Mama_02
(彼女はよく高い場所から現れました。)

別の日、別の女性からもママの姿を見ないと聞きました。
彼女からは、最近この場所でネコたちを蹴ったりする人物がいるらしいという話も。
そして、ママも亡くなったチビちゃんも人懐こい性格だったので、酷い目に遭ったのではないかと…

Mama_03
(秋晴れの日。このしばらく後、姿を見かけなくなりました。)

目の前が暗くなります。
最後に会ったときは元気そうだった子…

証拠がないので、憶測の域をでません。
傷つけられていないことを祈るばかりです。

Mama_01
(夜の飛翔。どの猫よりも高い所によく登っていました。)

* * * * *

同じく先月のこと。
しっぽちゃんは強いオスネコに噛まれ脚に怪我をしました。
傷は癒えてきましたが、しょんぼりした様子で草むらに隠れていることがよくありました。
それでも呼んだら顔を出すし、膝に乗ってきたりするので、元気はあるようでした。

Shippo_01
(しっぽちゃんの猫パンチ。やんちゃな男の子です。)

ところがある日、しっぽちゃんはじっと草むらに隠れたまま動こうとしません。
ちょうどその頃、同じ場所で風邪をひいているネコが多かったので、そうなのかもと思いました。
そして、その翌日からしっぽちゃんの姿を見なくなりました。

Shippo_02
(昨年春頃生まれのしっぽちゃん。実は子猫の頃、兄弟と一緒に神社に捨てられました。)

居そうな場所を探しまわりましたが、行方はわかりません。
手がかりを知っていそうな人にもたずねました。
そして、しっぽちゃんが人間に頭を殴られたかもしれないという話に行き当たりました。

Shippo_03
(生後1年ぐらいのしっぽちゃん。)

鼻血を出していたしっぽちゃん。
あの日、風邪などではなくもっと深刻な原因で、
具合が悪かったというのでしょうか。

Shippo_04
(兄弟ではないけれど、同い年のチャーくんとは仲良し。)

Shippo_05
(兄弟猫のクロタンともよく遊んでいました。)

ネコの虐待の話は、初めてではありません。
身近なネコに起こったかもしれないなんて、事実だとしても受け入れがたいことです。
あんなに人懐こかった子。
たくさんの人に可愛がられていた子。
あの子の身にそんなことが起こったのでしょうか。

Shippo_06
(この3日後、姿が見えなくなりました。)

どの月に撮った写真を見ても、しっぽちゃんの姿が写っています。
頭の中が真っ白になって、何もする気が起こらない日が何日か続きました。

誰もがネコ好きでないことも、野良ネコに迷惑している人がいることも承知しています。
でも、単に傷つけることを目的とした行為は許しがたいです。

Shippo_07
(人懐こくて、かわいいしっぽちゃんことが大好きで、いつも会うのを楽しみにしていました。)

しっぽちゃんが亡くなったという確証はありません。
あの子がいつも居た場所を通る度にのぞくのですが、ずっと会えないままです。

* * * * *

ここまで長い話にお付き合いくださって、ありがとうございました。
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テーマ : 猫の写真
ジャンル : 写真

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非公開コメント

こんばんは

2回に分けて読ませていただきました。
本当だとしたらやりきれない話です。
実は私も、少し事情は違いますが、同じようにやりきれないことがあって、
それ以来、あまり猫を撮りに行かなくなりました。

通勤ネコさんもこれを書くのはさぞ辛かったでしょうが、
こうしてきちんと記事にされて、とても立派だと思います。
野良猫たちも安心して暮らせるような世の中になってほしいと願うばかりです。

辛いですね・・・

外猫の撮影をしてると病気になったとか虐待された、突然行方不明になったなど見聞きするたびに心が張り裂けそうになります。
そんなことで撮影しに行くのがいやになり、最近はクロと由乃のこともあってあまり猫を撮らなくなってます。
猫を撮り始めた一年ほどはどこで会う猫も皆元気でした。
そして地域のボランティアさんと話すようになり、そこの事情通になっていくと、良くも悪くも喜怒哀楽に翻弄され始めました。
外猫と関わるのはこういうことなのかと、身につまされる思いです。

いろんな猫との出会いはその喜怒哀楽を膨らませてくれますが、いまの自分には由乃だけという思いでいっぱいです。
通勤ネコさんのブログの更新がとまり始めた理由というか原因、おそらくこちらと同じではないかと感じてました。
外猫でも我が子のように心配し喜ぶ。
でもそれとは真逆の人間もいるし、猫自体何らかのことで突然姿を見せなくなる。
それを突き止めようと考えてばかりいると、何もする気がなくなってしまいますよね・・・
外猫はそういう運命と割り切るには、非情な心でないとできないし・・・
なにもかも自分のことのように取り込もうとすると、鬱になるかも知れないし気をつけてください。
サビーヌやしっぽちゃんが無事でいること願ってますけど・・・

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No title

辛いですね、涙が出てきました。
と同時に、戦場カメラマンのお話を思いだしました。
「大変な状況の中でも子供達の笑顔は素晴らしい。
それをみんなに伝えていきたい」と。
通勤ネコさんの写真や作品の中には、サビーヌやしっぽちゃんが
そこで生きてきた証がきちんとそこに有ります。とってもいい表情で。
なんだか上手く言えませんが、
世の中のシワ寄せが弱い物にいってしまい
不幸な事が起きないよう伝えていくことも大切ですね。
サビーヌちゃん、しっぽちゃんが無事でいることを願うばかりです。

No title

通勤猫さん、最近更新がなので心配していました

外の猫さん達は危険が一杯なのは分かっているはずなのですが
やはりこうして一匹、また一匹と居なくなると言うのは寂しくて
心配で・・・

私が知ってる子で2年ぶり、又他の子は半年ぶりに帰ってきたと
言うことも有りました
もしかしてひょっこりと言うことが有れば良いのですが・・・・

私は数年前に袋に猫を入れてる男性を見た事があり、それは猫さらいなのか
弱ってる子だったので病院へ連れて行こうとしたのか分かりません・・・

心配で心配で仕方ないですね~
でも、もう少し待ってみてはどうでしょう

No title

追伸です

サビーヌさん葉我が家のペコと似てますし、しっぽちゃんは
チー子に似てます・・・・
どうか元気に帰還することをお祈りします・・・・

Re: こんばんは

れもん様、コメントありがとうございます。
外の猫たちを撮影されていて、辛い体験をされたのですね。
猫を撮ることから遠ざかるぐらいやりきれない出来事だったなんて…
本当に野良猫たちも安心して暮らせる世の中であってほしいと切に願います。

私は主に通勤途中で猫を撮っているので、毎日のように会う猫たちがいます。
彼らを知れば知るほど、その個性は様々で、どの子もそれぞれ可愛いのですよ。
また、猫たちを気にかけ世話をする人たちにも出会います。
その人たちは、野良猫が1匹いなくなることで、とても悲しんだり心配するのです。私も含めて。
そんなことを何らかの形で留めておきたくて、書かせていただきました。
長い記事にお付き合いくださって、本当にありがとうございました。

Re: 辛いですね・・・

dejavuewords様、コメントありがとうございます。
外の猫たちと関わるときの距離のとり方って、難しいですね。
日々猫達を世話しているボランティアさん達とお話しすると、その方達が見てきたこと、乗り越えてきたものの重さを感じます。
外猫の写真を撮り始めてから、正直泣くことが増えました。もちろん喜びもたくさんあるのですけど。

旅先で出会った猫たちを撮るのは、ある意味気楽です。
一方、頻繁に会う子たちは、それぞれの性格やプロフィールも知っているし、どうしても個体(?)に対して思い入れが生じますから。
1匹の猫を個として撮る時、それが外猫の場合それが辛い思い出になる可能性だってあります。
家の中で守られていない彼らは、病気や事故、虐待なのによって突然いなくなることもあって…
特にしっぽちゃんのことは辛かったです。
最後に会ったとき元気がなかったので、もっとよく気がついていれば、という思いが残ります。
何日間か画像を見るのも辛くてできませんでした。

それでもいつもの場所に通って、猫達の様子を見に行ってしまいます。
やっぱり彼らを撮りたいという気持ちは、まだあります。
外猫たちが、ひたむきに美しく生きてることが伝わるような写真が撮れるようになりたいです。
心配してくださって、本当にありがとうございました。

Re: No title

マギー様、コメントありがとうございます。
そして、猫たちの写真をみてくださって、とてもうれしいです。
外で暮らす猫たちがおかれている環境は、厳しいですね。
たとえ毎日ごはんを持ってきてくれる人達がいても、いつどんな危険に遭うかわかりませんから。
私が写真を撮り始めてから、ここに書いた以外にも、もう二度と会えない子達はたくさんいます。
それでも私の中に外の猫達を撮りたい気持ちがあり続けるのは、彼らの姿がいつも輝いて見えるからです。

野良猫たちは小さくて弱い存在ですね。
彼らの悲惨な状況を写し、それを伝えるため公表することも勇気がいる行為です。
でも生き生きとした美しい姿も訴える力を持っていると思います。
当分その域には達しませんが、いつかそんな写真を撮れるようになりたいですね。

Re: No title

クニ様、コメントありがとうございます。
外の猫達を撮るとき、次に会えるかどうかわからないという考えが頭の片隅にいつもあります。
でも、毎日のように会って、相手も自分のことを覚えてくれると、居なくなることなんて考えられなくなります。
いえ、考えたくないのでしょうね…
野良の暮らしをしている猫たちだって、その子のことを知れば知るほど愛おしい存在になってしまいます。
心の距離の取り方って、難しいですね。

クニさんのおっしゃるとおり、いつかひょっこり戻ってきてくれる子もいるかもしれませんね。
あたたかいお言葉、感謝します。

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No title

私事でずっとごたごたしていまして、すっかりご無沙汰してしまいました。
遡って、読ませて頂いた最初の記事がこの記事で、今上手く言葉が見つかりません。

私も同じような経験をしました。
病気、虐待疑惑、連れ去り・・・
私の場合は利己的なボランティアさんによって連れ去られた猫もいて
その時は悲しみというより、怒りでいっぱいでした。
写真を撮っている自分の立ち位置が分からなくなった事もありました。
でも、そのあとにそこに住む子たちを撮った写真で
初めての個展をしました。
痛みは痛みとしていまでもチクチクありますが
展覧会を通して、自分の立ち位置、役目を見つけました。
まだまだ迷う事もありますが、少し変われた気がします。
何を言いたいのか分からなくなってしまったけれど
通勤ネコさん、これからも健気に生きていく猫たちを撮り続けて下さいね。
まとまらなくてごめんなさい。

Re: No title

そえにゃん様、コメントありがとうございます。
同じような経験がおありなのですね。もしかしたら、私よりももっと多くの…
その時の辛さ、怒りや悲しみ、その後襲ってくる迷い。
とても乗り越えるのが大変だったとお察しします。
今のそえにゃんさんの優しくて美しい作品、私は大好きです。

立て続けに大好きな猫達が姿を消し、しかも虐待に遭った可能性まで。
私が写真を撮っているところを悪意のある人に見られ、猫の居場所を教えてしまったのではないか、などと考えたりもしました。
そして、色々情報を集めたり、探し回って、自分の無力さを痛感しました。
猫たちのために私ができることをもっと考えていきたいと思います。
彼らの姿を見ていると、やはり撮りたいという気持ちが湧いてきます。
あたたかいお気遣い、本当にありがとうございました。
プロフィール

通勤ネコ

Author:通勤ネコ
5匹のネコ&1匹のウサギと暮らしていながら、外猫の写真ばかり撮っています。
旅好きの猫パンチマニアです(^-^)
猫パンチのポートフォリオ
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通勤猫写真のポートフォリオ

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nenga2016_neko_mainimg_tsukinneko

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glögg(グルッグ)
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○「待ち猫カレンダー2016 ―誰を待つのか、待ち猫」
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白猫オンリーのカレンダー(A4版壁掛用 1,080円)
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「三毛猫カレンダー2016 ベスト版」
三毛猫オンリーのカレンダー(A4版壁掛用 1,080円)
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「猫のかわいい撮り方手帖 ~うちのコを世界一かわいく撮る~」 石原さくら、金森玲奈、中山祥代 著
(マイナビ 2013/6/25発売 1,313円)
私の写真とブログについて載せていただきました。
見ていただけたら、とてもうれしいです!


9784777812929

「迷ったとき、悩んだときの ニャンダフル! 100名言」
ネコまる編集部 編
(辰巳出版 2014/3/20出版 1,296円)
うちのコマちゃんの写真他、載せていただきました。


kotowaza100

「ニャンダフル! ことわざ100選」
ネコまる編集部 編
(辰巳出版 2014/11/20出版 1,296円)
うちのコマちゃんの写真他、載せていただきました。


nyandaful_100meisaku

「ニャンダフル! 日本の名作100選」
ネコまる編集部 編
(辰巳出版 2015/10/6出版 1,296円)
投稿猫写真を掲載していただきました。

nekomaru_4koma

「爆笑!ネコまる4コマ」
(辰巳出版 2015/1/26出版 540円)
投稿猫写真を掲載していただきました。


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「ネコまる冬春号 vol.31」
(辰巳出版 2015/11/20出版 842円)
投稿猫写真を掲載していただきました。


nekomaru_shumekuri2016

「2016カレンダー ネコまる週めくり」
(辰巳出版 2015/10/8出版 1,080円)
投稿猫写真を掲載していただきました。


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